Pythonを始める|ゆっくり進める
7つの手順で、スマートトレイン本体を走らせて止めるところまで進めます。
変更
手順 5 / 7
パソコンと本体がつながるか試す
本体を探し、つながったことを表示で確かめます。このページでは走らせません。
1.本体とBluetoothを準備する
使うたびパソコンと本体が、無線でやり取りできるようにします。
やること
本体の電源を入れます。Scratchやスマートフォンなどにつながっている場合は、その接続を終了します。
パソコンの設定でBluetoothをオンにします。設定画面の「接続」や「ペアリング」は押さず、Pythonからつなぎます。
ここまでできたら本体の電源とパソコンのBluetoothがオンで、ほかの画面との接続を終了している。
Bluetoothの設定が見つからない
スタート→「設定」→「Bluetoothとデバイス」で、Bluetoothをオンにします。この手順のBluetooth用の道具はWindows 11以降(22000以降)が対象です。項目がない場合は機種のBluetooth対応と、学校・会社の利用制限を確認します。
2.近くに本体がいるか探す
最初の接続前・見つからないとき本体の電波がパソコンに届いているか確かめます。
やること
ターミナル/コマンド プロンプトで、下の指示を実行します。Bluetoothの利用許可を求められたら許可し、探索が終わって入力待ちに戻るまで待ちます。
Trains (1)は列車として1台見つかった表示です。Trainsの下に使う本体の名前があることを確かめます。Trains (0)は0台です。Others (2)などが出ても、列車が見つかった成功とは数えません。名前を変えた本体は、別の説明で確認します。
"%USERPROFILE%\matrain-python\.venv\Scripts\python.exe" -m intelino.scan1台見つかった表示
Trains (1): 英数字 : intelino J-1 Others (2): ほかの機器…
Trainsの下に、使う本体の名前を確認します。
列車が0台の表示
Trains (0): Others (2): 英数字 : 機器の名前…
Othersの台数は成功に含めません。0台なら下の対処へ進みます。
ここまでできたらTrainsの台数と使う本体の名前を確認できた。0台なら下の対処へ。まだ接続・走行はしていません。
Trains (0)と出た・本体が出ない
1. 本体を近くに置き、電源と充電を確認します。2. パソコンのBluetoothがオンか確認します。3. Scratchやスマートフォンなど、ほかの接続を終えます。このあと同じ探索をもう一度試します。
許可のエラーなら、下の利用許可の説明を先に確認します。OSのBluetooth設定から本体へ接続していた場合は、その本体との接続を解除して試します。新しくペアリングする必要はありません。
まだ0台で名前を変えた本体がOthersにある場合だけ、次の説明で本体を特定します。Pythonや道具を削除・入れ直す対処からは始めません。
名前を変えた本体がOthersに出る
この道具は、名前がintelinoで始まる機器を自動で列車として探します。名前を変えた本体は、Othersに出る場合があります。
本体の電源を切って検索し、もう一度電源を入れて検索します。表示が消え、再び出た機器を確認します。本体と確認できた行の、名前の左にある長い英数字を下へ貼り付けます。
設定すると、この後のコードがその本体を指定して接続します。関係ない機器の英数字は入れません。
Bluetoothのエラーが出る
「設定」→「Bluetoothとデバイス」でBluetoothをオンにし、本体とのほかの接続を終えます。管理されたパソコンなら、Bluetoothの利用が許可されているか確認します。
エラーが続く場合は、最後のエラー行とWindowsの版を確認します。Trains (0)だけの状態とは分けて対処します。
検索が終わらず、文字を入力できない
その文字の画面を選び、Control(Ctrl)を押しながらCを押します。検索を終了できます。まだ本体に動く指示は送っていません。
3.プログラムを書く画面を開く
作業を始めるたびこれから書くプログラムを、保存して動かせる画面を開きます。
やること
下の指示をターミナル/コマンド プロンプトで実行します。準備した.venvのPythonからIDLE(アイドル)を開きます。ソフトのアイコン一覧に同じIDLEやPython Launcherが何個あっても、そこから選びません。
最初に開くIDLE Shellは、>>>があり、実行結果を見る画面です。ここへコード全文は貼りません。次にFile → New Fileで、書くための編集画面を別に開きます。すでにこの指示でShellを開いていれば、開き直さず次へ進みます。
cd /d "%USERPROFILE%\matrain-python" && .venv\Scripts\python.exe -m idlelibShellは結果を見る画面。ここへコード全文は貼りません。
ここまでできたらIDLE Shellが開いた。次は、そのメニューから白紙の画面を開きます。
別の画面が開かない
ターミナル/コマンド プロンプトの作業場所がmatrain-pythonか確認します。手順4の作業場所を選ぶ指示を実行してから、この指示を試します。
.venvがないと表示されたら、手順4でreadyが出るところまで確認します。
元の文字の画面で入力できなくなった
IDLEを使っている間、元の画面が待っているのは正常です。IDLEで次の操作へ進みます。元の画面を閉じる必要はありません。
4.白紙の画面を開く
新しいプログラムを作るとき複数行のプログラムを書ける、編集画面を開きます。
やること
IDLE Shellの白い部分をクリックします。メニューの「File」を押し、「New File」を選びます。
Macでは、Fileはウィンドウの中ではなく、Mac画面全体のいちばん上にあります。WindowsではIDLEのウィンドウ上部にあります。
白紙で開きます。
こちらにコードを貼り付けます。
>>>はありません。
File → New Fileを選ぶと、この別の画面が開きます。
ここまでできたら何も書かれていない新しい画面が開いた。そこには>>>がありません。
Fileが見つからない・白紙の画面が開かない
IDLE Shellをクリックしてから、画面の上にあるFileを探します。キーボードでも、MacはCommand(⌘)+N、WindowsはCtrl+Nで白紙の画面を開けます。
5.接続を確かめるプログラムを貼り付ける
最初に作るとき本体につながるか試す手順を、白紙の編集画面へ入れます。
やること
下の「コピー」を押します。今開いた、>>>のない白紙の画面をクリックします。WindowsはCtrl+V、MacはCommand(⌘)+Vで貼り付けます。
コードは、プログラムとして書かれた文字のことです。英語・記号・行の先頭の空白を、そのまま貼り付けます。
>>>のない編集画面に貼り付ける
from intelino.trainlib import TrainScanner
with TrainScanner(timeout=10.0) as train:
print("connected:", train.name)
print("connection:", train.is_connected)
print("finished")ここまでできたら編集画面に、下のコード全体が入った。最後にfinishedを表示する行まで入れます。
赤い文字やSyntaxErrorが出た
IDLE Shellの>>>へ貼り付けると、multiple statements foundというエラーが出ることがあります。Pythonを入れ直す必要はありません。
上の4で白紙の編集画面を開き、そこへコード全体を貼り付け直します。貼り付けただけでは実行されません。
6.check_train.pyという名前で保存する
ファイルを作るとき・直したとき次回も同じプログラムを開いて使えるようにします。
やること
コードを貼った編集画面をクリックし、「File」→「Save As…」を選びます。別の保存画面が開きます。まずmatrain-pythonを保存先に選び、ファイル名をcheck_train.pyにします。
.venvの中へは入りません。保存しても本体はまだ動きません。次に編集画面から実行します。
保存画面上部の、今のフォルダー名が出ている場所の欄をクリックします。%USERPROFILE%\matrain-pythonと入力してEnterを押し、そこへ進みます。ファイル名をcheck_train.pyにして「保存(Save)」を押します。
File → Save As…で開いた保存画面
画面上部の場所の欄:%USERPROFILE%\matrain-pythonReturn / Enterで進むと、保存先がmatrain-pythonになります。
名前:check_train.py保存.venvの中へは入りません。保存後の編集画面のタイトルはcheck_train.pyです。
ここまでできたら編集画面の上にcheck_train.pyと出た。保存は完了です。まだ本体への接続は試していません。
matrain-pythonを保存先で見つけられない
保存の画面の上にある保存場所の欄へ%USERPROFILE%\matrain-pythonと入力してEnterを押します。ファイル名をcheck_train.pyにして保存します。
編集画面の名前に*が付いている
*は、書き換えた内容がまだ保存されていない目印です。「File」→「Save」を選んで保存します。
7.保存したプログラムを動かす
接続を確かめたいとき本体との接続を実際に試し、結果を表示します。
やること
check_train.pyと名前が出ている編集画面をクリックします。その画面の「Run」→「Run Module」を選びます。MacのRunは画面全体の最上部、Windowsは編集ウインドウの上部です。結果を見るIDLE Shellへ切り替わります。
connected:の本体名、connection: True、finishedを確認します。Trueはつながった表示、finishedはこの接続確認を終えた表示です。コードのwithを抜けて切断しています。本体が走らなくても正常です。
実行すると、結果は次のShellへ表示されます。
ここまでできたら3行が出れば接続確認は成功。本体が走らなくても正常です。
TrainNotFoundError・つながった表示が出ない
本体の電源と、ほかの画面との接続を確認し、上の2で検索し直します。名前を変えた本体なら、Othersの説明を確認します。
本体を指定する英数字を入れた場合は、更新されたコードを編集画面へ貼り付け直して保存し、Run Moduleをもう一度選びます。
No module named intelinoと出る
IDLEの画面を閉じます。手順4の最後でreadyを確認したあと、このページの3の指示からIDLEを開き直します。
SyntaxError・IndentationErrorと出る
check_train.pyの編集画面を選び、コード全体を選択して、このページのコードで置き換えます。保存してから、Run Moduleを選びます。行頭の空白や記号を手で直す必要はありません。
Falseと出る・finishedまで出ない
このページの確認はまだ完了していません。繰り返し実行する前に、最後に出たエラー行を確認します。本体の電源、充電、ほかの接続を見直してから試します。
Runがない・Shellの画面を見ている
>>>のShellではなく、check_train.pyの編集画面をクリックします。保存済みのファイルを開き直すときは、IDLEのFile → Open…からmatrain-pythonのcheck_train.pyを選びます。アイコンのダブルクリックで別のPythonを起動しません。
この手順の完了の目印
connected: 本体名、connection: True、finishedの3行が出た。
