ライブラリの種類について(trainlibとtrainlib_async)
スマートトレインのPythonライブラリには、「trainlib」と「trainlib_async」という2つの種類があります。
1. trainlib(初心者向け)
このホームページで紹介しているのは「trainlib」です。初めての方でも扱いやすく、スマートトレイン1台を動かすための基本的な操作が簡単に行えます。プログラムの書き方もシンプルなので、Pythonに慣れていない方や、お子さまと一緒に学びたい方にもおすすめです。
2. trainlib_async(中・上級者向け)
もう一つの「trainlib_async」は、複数のスマートトレインを同時に動かしたい場合や、より効率的な処理をしたいときに使うライブラリです。ただし、こちらは「非同期処理」という少し難しい考え方が必要で、プログラムの書き方も特別な記述になります。そのため、Pythonにある程度慣れている方に向いています。
どちらを使えばいい?
基本的には、「とりあえず動かしてみたい」「教材として使いたい」といった目的であれば、「trainlib」を使えば十分です。より高度な制御をしたくなったときに「trainlib_async」に切り替えるとよいでしょう。
なお、両方のライブラリは同じ環境に含まれているため、どちらかを別途インストールする必要はありません。切り替えるときは、プログラムの最初の書き方を少し変えるだけです。
【同期処理】
from intelino.trainlib import TrainScanner, Train
【非同期処理】
from intelino.trainlib_async import TrainScanner, Train